WordPressでテーマ開発を始める前に、予め動作確認用のダミーデータを導入しておきましょう。ダミーの投稿、ダミーの固定ページ、ダミーのユーザーなどをボタンワンクリックで導入できる「テーマユニットテストデータの日本語版」がインターネット上で公開されています。この記事ではこのデータを導入する方法を解説します。
目次
「テーマユニットテストデータの日本語版」を導入する
テーマユニットテストデータの日本語版とは、WordPressにインポートして導入できるダミーのデータ集です。オリジナルテーマの開発時に、自分でダミーの投稿をちまちま作っていくのはめんどうですが、このデータ集を導入すると、自動的にに各種ダミーデータがWordPressに登録されます。
「テーマユニットテストデータの日本語版」をダウンロードする
「テーマユニットテストデータの日本語版」は以下のページからダウンロードできます。
theme-test-data-ja
https://github.com/jawordpressorg/theme-test-data-ja
ページ右上にある「Code」というボタンをクリックし、表示された「Download ZIP」メニューをクリックするとダウンロードできます。
「テーマユニットテストデータの日本語版」の中身を確認
ダウンロードしたzipファイルを解凍すると次のようなファイルが含まれていることが分かります。
ダミーデータの本体となるのが「wordpress-theme-test-data-ja.xml」というファイルです。このファイルが含まれているか確認しましょう。
WordPressにインポートツールをインストールする
次にダミーデータを導入したいWordPressの管理画面にログインします
「ツール」⇒「インポート」から「WordPress」の項目を探して「今すぐインストール」メニューをクリックします。
WordPressインポートツールを実行する
次に「ツール」⇒「インポート」からWordPressの項目を探して「インポーターの実行」メニューをクリックします。
「テーマユニットテストデータの日本語版」をインポートする
「WordPressのインポート」という画面が表示されるので、「ファイルを選択」ボタンから先ほどの「wordpress-theme-test-data-ja.xml」を選択します。
選択できたら「ファイルをアップロードしてインポート」ボタンをクリックします。
画面いっぱいにたくさんの情報が表示されますが、下までスクロールして「添付ファイルをダウンロードしてインポートする」ボタンにチェックを入れてから「実行」ボタンをクリックします。
下のようなメッセージが表示されたら、インポート完了です。
ダミーデータの中身を見てみる
インポートが完了したら、次に「投稿」ページを見てみましょう。
このようなダミーの投稿が多数投稿されていることが分かります。これが「テーマユニットテストデータの日本語版」のダミーデータです。
メディアライブラリにもダミー画像が登録されます。
ここまで確認できたら、WordPressのテーマ開発に必要とされる準備は完了です。
