ちょうど1年ほど前にこのようなタイトルでブログの記事をアップロードしました。
いろいろなブラウザでUserAgentを偽装する方法(2013年12月19日)
あれから1年がたち、ブラウザのバージョンアップなどに伴いUserAgent(ユーザーエージェント・UA)の偽装方法にも変更点ができたため、2014年11月時点での各ブラウザのUserAgent(ユーザーエージェント・UA)の偽装方法について再度まとめてみます。
まずは、Google Chromeから!
Google Chromeのユーザーエージェントを変更する
最近のGoogle Chromeに関しては、Google Chrome標準機能の「Emulation」を使う方法が普及していますが、いろいろと制約がある上、純粋にUAの文字列を変更するだけのシンプルな機能をお望みの場合はGoogle Chromeの拡張機能を使う方法がお勧めです。
ここでは「User-Agent Switcher for Chrome」という拡張を紹介します。
・Google Chrome ウェブストア 「User-Agent Switcher for Chrome」
https://chrome.google.com/webstore/detail/user-agent-switcher-for-c/djflhoibgkdhkhhcedjiklpkjnoahfmg
これをインストールすると、Chromeの右上に機能のアイコンが表示されます。

このアイコンをクリックすると、UAのリストが表示されるので、そこから好きなUAを選択することができます。

Chormeに関してはこれが一番便利です。
続いて、FirefoxでのUserAgent(ユーザーエージェント・UA)の変更方法です。
Firefoxのユーザーエージェントを変更する
これもFirefoxのアドオンを使うことで簡単にUserAgent(ユーザーエージェント・UA)の変更ができます。アドオンの管理メニューから「User Agent Switcher」をインストールします。これもそのままの名前ですね。
インストールすると、

このような丸いアイコンが追加されます。
これをクリックすると、FirefoxでのUserAgent(ユーザーエージェント・UA)ができるようになります。

ここからお好みでUserAgent(ユーザーエージェント・UA)を選択できます。
Internet Explorerのユーザーエージェントを変更する
引き続きまして、Internet Explorer(IE)でのUserAgent(ユーザーエージェント・UA)の変更方法を紹介します。
IEに関してはF12開発ツールを使って変更するのがお手軽でいいです。

F12開発ツールにある左側のメニューの一番下を表示させ、ディスプレイのアイコンをクリックします。

これでInternet Explorer(IE)でのUserAgent(ユーザーエージェント・UA)が変更できます。
各種ブラウザでのUserAgent(ユーザーエージェント・UA)の変更方法のまとめでした。お役に立ちましたでしょうか?
ユーザーエージェントを変更することによって、スマホ向けサイトなどを強制的にパソコンで閲覧できるようになったりします。他にもいろいろな使い方があると思います。
ここで紹介したユーザーエージェントを変更する方法を実行したときには、場合によってはユーザーエージェントを変更したまま各ブラウザでネットをすると、正しくウェブページが表示されなくなる場合があります。
ユーザーエージェントの変更後はちゃんと元の文字列に戻しておく作業を忘れないようにしてくださいね。
クロームはクロームでもスマホのクロームではどうすれば良いですか?