Webライティングで5000文字を効率よく書きあげるコツを紹介します!
2018年2月からWebライターをはじめて4か月が経ちました。
主にクラウドソーシングで活動していますが、いくつかの会社から継続的にお仕事を頂く事もできるようになり、そこそこ忙しい日々を送っています。
現在、私は主にランサーズのプロジェクトでお仕事をしています。プロジェクトのお仕事は執筆する記事の構成や内容の打ち合わせをするだけでなく、単価交渉やスケジュールの調整など、文章を書く以外の作業が結構ありますよね。
クラウドソーシングでお仕事をしている人の中には、タスク形式のお仕事ばかり受注している方もいらっしゃるかもしれません。
タスクの良いところは1記事の文字数が少ないということと、文章力があまりなくても結構簡単に承認されるところですよね。
しかし、いつまでもタスク案件ばかりやっていたら、ライターとしてはじり貧です。何故ならタスクは圧倒的に単価が安いから。
プロジェクトには興味あるけど、長文を書くのは怖い・・・
その気持ち、よくわかります! 長い文章ってちゃんと最後まで書けるかどうか不安ですよね……
でも大丈夫です! 結論から言えば、長い文章は短い文章の集まりです。まずはそこを自覚できればOK。
というわけで、今日はWebライターとして、5000文字以上の長文を効率よく書き上げるためのメソッドを紹介します。
目次
【5000文字を書くコツ1】文章のゴールを決める
世界に自分1人しかいなかったら、文章なんて書かない
ちょっと大げさな表現かもしれませんが、Webライターのお仕事は自分が読むための日記のような文章を書くのではなく、自分以外の誰かに向けて書いて、そして読んでもらう文章を書く事です。
ここであらかじめ文章のゴールを決めます。
・読んだ後、相手にどんな気分になってもらいたいのか?
・読んだ後、相手に何をして欲しいのか?
・読んだ後、相手に何を知って欲しいのか?
など、自分が書いた文章を他人に読んでもらったことで、読んだ人にどのような変化を起こしたいのか、ということをまず最初に決めます。
私はお仕事では主に専門記事を執筆しているので、「自分の知識や調べたことを、読み手に伝えて理解してもらう」というのがゴールとなっています。
ここは自分で考えてゴールを作るよりも、お仕事を依頼してくれたクライアントさんに直接確認を取ればいいでしょう。
【5000文字を書くコツ2】文章の素材を集める
文章の素材を集めることも広い意味で「取材」といえるでしょう。この段階では紙の文献を調べたり、ネットで検索して情報を得たりします。ここで大事なことは、
一次情報にあたる!
という点です。
一次情報というとお金を使ったり、足を使ったりして調べるというイメージが強いかもしれません。
そういうのも一次情報なんですが、個人的におすすめなのが、取材対象に直接コンタクトを取るという方法です。
記事を書く時にライターはいろいろなサイトの情報を参考にしながら記事を書いていきますが、よくあるケースとして、欲しい情報がどのサイトにも掲載していないという場合です。
こういう時は
「ネットにどこにも書いてないから記事にしなくていいや……」
ではなく!
「メールフォームを使って質問したり、直接電話して問い合わせてみる」
というのがおすすめです。
ネットの掲載されていない情報に関して、推測で記事にしたり、でっち上げたりするくらいなら、手間がかかっても正確な情報を掲載したほうがライターやクライアントだけでなく、取材対象にとっても有益ですよね。
商品の広告記事を書いてるけど、値段の情報がどこにもないとか、何かのサービスを提供してるけど、もう少し詳しい情報が欲しいとか、そのようなケースではやみくもに時間をかけてネットで調べるのではなく、直接聞いちゃった方が速いよね、という事です。
【5000文字を書くコツ3】記事の見出しから作る
ゴールと素材が集まったら、素材を使ってゴールに向かっていくだけです。
ここで重要なポイントは、いきなり文章を先頭から書き始めるのではなく、先に記事を構成する見出しを作っておくという点です。
この「見出しを作っておく」という作業をすることが、短文中心のタスク案件と長文が前提のプロジェクト案件の大きな違いです。
例えば、全体で5000文字の案件の場合、見出しを5つあらかじめ作っておけば、1つの見出しについて1000文字の文章を書いていけばいいということになります。
・見出し1
文章1(1000文字)
・見出し2
文章2(1000文字)
・見出し3
文章3(1000文字)
・見出し4
文章4(1000文字)
・見出し5
文章5(1000文字)
単純な書き方をしたら↑のようになります。
また、見出しには階層構造を持たせることができます。これはHTMLに詳しい人ならご存知かもしれませんが、見出しタグは本来、h1~h6までと6階層の構造を作る事ができます。
恐らくh1タグは記事のタイトルで使われているので、ライターが書く文章で使える見出しタグはh2~h6になるでしょう。
実際の案件では使用している見出しの階層構造は3階層以下という場合が多いですね。つまりh2~h4までを使って階層構造を構築します。具体的に書くと
・大見出し1
中見出し1-1
小見出し1-1-1
小見出し1-1-2
中見出し1-2
・大見出し2
中見出し2-1
中見出し2-2
・大見出し3
中見出し3-1
中見出し3-2
中見出し3-3
小見出し3-3-1
小見出し3-3-2
・大見出し4
中見出し4-1
中見出し4-2
・大見出し5
こんな感じでしょうか。
あとは、見出しのタイトルに応じて文章を書いていく、という作業を見出しの数だけ繰り返していけば、あら不思議、あっというまに5000字の完成です!
【5000文字を書くコツのまとめ】プロジェクト案件にチャレンジしよう!
5000文字をアッという間に書く方法をご紹介しました。この記事で紹介したテクニックをまとめると
・読み手に行動を起こさせる文章のゴールを決める
・一次情報となる素材を集める
・先に見出し構造を作って、あとから文章を埋めていく
このテクニックならば、おそらく10000文字程度までなら対応できるはずです!
もし、これまで最大1000文字くらいのタスク案件しかやったことがないという方がいらっしゃたら、ぜひ今回紹介したテクニックを活用してプロジェクト案件に挑戦してくださいね!